飲食店で提供されている料理は、家庭で作るようなものとは味が違うものです。
「プロが作っている」ということも、もちろん関係しているのですが、それ以外にも使用している機器が違うことも挙げられます。
どのような飲食店においても同じですが、小料理屋を開業する際には、ある程度の厨房機器を準備する必要があります。
業務用ガスコンロ
料理によっては、火力が味の決め手となることが多いです。また、火力によって、調理時間が大幅に短縮出来るので、火力はとても重要でしょう。
多くのお客さんに対応するためにも、業務用ガスコンロを準備しておくと必ず役立ちます。
2口や3口タイプといった、さまざまなコンロがありますので、お店の広さに合わせて選ぶと良いですね。
また、ガスは都市ガスよりもプロパンガスの方が火力が強いので、短時間で素早く調理をする場合にはプロパンガスがオススメです。
都市ガスを引くことができるにもかかわらず、あえてプロパンガスで調理を行うという店も少なくありません。
オーブンはなくてもOK
業務用コンロと同じように、業務用オーブンも多くの料理をまとめて調理をする場合には役立ちます。
しかし、小料理屋の場合には、業務用オーブンまで準備する必要はないでしょう。
もちろんオーブンを使用して調理する料理を、メインに出すというのであれば話は別ですが、煮物や焼き魚など和食を中心にしたメニューを多く使用するのであれば業務用オーブンは必要ないと思います。どちらかというと、電子レンジがある方が、食材の解凍や軽く温めたい場合は役立ちます。
業務用炊飯器
小料理屋であれば業務用炊飯器も準備しておくと良いですね。
お酒をメインに出し、ご飯を食べる人はほとんどいない、メニューにご飯ものは入れる予定がなく賄いのみ、お客の回転数もそこまで多くない、のであれば、一般的な家庭用の炊飯器でも全く問題ないでしょう。
しかし小料理屋の場合には、お酒を飲む人はもちろん、食事をしてからお酒も楽しむ、という人がかなり多いです。
その場合は、家庭用の炊飯器ではとてもご飯が足りないので、業務用炊飯器を購入を検討しても良いですね。
炊飯器の種類は?
一言で業務用炊飯器とはいえ、様々な種類があります。
少しでも美味しいご飯を炊くことができる、業務用炊飯器を選ぶのがオススメです。また、土鍋でご飯を炊くという方法もあります。
最新の炊飯器は、水加減から炊き加減まですべて調整してくれるような、非常に優れた機能を持っています。予算や容量に合わせて選んでいきましょう。
一人で切り盛りする小料理屋で色々な事に手が回らない、というのであればこのような機能の優れた炊飯器を購入すれば、ご飯を炊く手間も少しは省くことができます。
業務用冷蔵庫
冷蔵庫は、小料理屋において欠かすことができない業務用厨房機器ですね。
業務用冷蔵庫というと、かなりの大きさがあり、それぞれ種類によって性能も全く異なるのですが、そのような大きいサイズの冷蔵庫が小料理屋に必要なのか、疑問に思われる方も多いでしょう。
しかし個人経営の小料理屋など、規模が小さければ小さいほど、ある程度の大きさの業務用冷蔵庫が必要なのです。
無駄なく食材管理をするために
個人経営で小料理屋を行う際に、食材の消費と保存の方法によっては大きなムダが出てしまいます。
必ずしも購入した食材をその日のうちに使いきれるかわかりませんし、ある程度は買い溜めが必要な時もあるでしょう。冷凍保存で長期保存をする食材もあるかもしれません。
そういった食材の保存を考えると、小料理屋でも業務用冷蔵庫は必要不可欠なのです。
小料理屋を開業をする際に必要な厨房機器の3つですが、お店の規模とどういうお料理を提供するかによっても、変わってきます。
じっくりと検討して、お店に合う機器を揃えていきましょう。
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