業務用食器洗浄機は、飲食店において欠かすことができません。
個人経営のお店で、多くの従業員が働いているわけではないのであればなおさらです。
では業務用食器洗浄機を選ぶときには、どのような点に注意すべきなのでしょうか。
業務用食器洗浄機の需要は高まっている
そもそも初めて飲食店を開業するのであれば、食器洗浄機を購入すること自体全く頭にない、という方も少なくないでしょう。
というのも、日本では食器洗浄機というものがあまり一般的ではなかったからです。
その理由は、海外などと違い日本には独特な形をしたお皿が多くあり、そういった食器を使用することができない食器洗浄機がほとんどだったからです。
そのため、飲食店を開業する時に食器洗浄機を購入しようとは思わないわけです。
しかし、近年では様々な形状に対応した食器洗浄機が使用されるようになりました。
お客さんが増えれば増えるほど、食器洗浄機の必要性は増しますので、最初に食器洗浄機を購入することを考えてみてはどうでしょうか。
業務用食器洗浄機の種類
食器洗浄機にはアンダーカウンタータイプや、小型ドアタイプ、ラックコンベアタイプなどいくつかの種類に分類することができます。
特に人気があるのは、アンダーカウンタータイプです。
アンダーカウンタータイプ
小型でありカウンターの下に設置するタイプですが、場所を取らないので邪魔になりません。
食器洗浄機があることによって、そのスペースを利用できないということもありませんので、狭い店内でも効率よくスペースを使用することができます。
ドアタイプ
大型のチェーン店などで使用されていることが多く、洗浄力が非常に高いのが特徴です。
しかしその分大型の洗浄機になりますので、個人経営の飲食店や厨房の狭い飲食店においては、あまり使用されることはありません。
ラックコンベアタイプ
ラックコンベアタイプは、ドアタイプよりもさらに大きなタイプです。
福祉施設や病院などで使用されることが多く、何十人ものお客に対してコースの料理を提供するような飲食店でなければ使用されることはまずありません。
コンセントはある?業務用食器洗浄機の設置場所チェック
食器洗浄機を選ぶ場合には、どこに設置してどのように使用するのか、ということを十分に考慮しなければなりません。
例えば、電源の場所を確認しておくことも重要です。
新築の家であれば、自分の好きなようにコンセントを付けることができますが、飲食店の場合にはそうもいきません。
特に個人経営の小規模のお店は、コンセントの数は限られています。
そのため、食器洗浄機を設置したい場所にコンセントがあるのかを事前に確認しておきましょう。
排水できる場所であるかも確認
またコンセントの場所だけではなく、食器洗浄機に必要不可欠な排水ができる場所も必要です。
厨房内で排水ができ、コンセントもしっかりある場所はそこまで多くありません。
特定の場所にしっかりと設置できるのか、ということを確認しなければ、どれだけ質の良い食器洗浄機を購入したとしても効率よく使用することはできません。
給湯器の場所も考慮する
食器洗浄機は、ただ強力な水圧で汚れを落としているわけではありません。
高温のお湯で汚れを落としていますので、給湯設備がついていなければなりません。
食器洗浄機専用の給湯設備があれば良いのですが、そういったものがない場合には、給湯器の場所を十分に考慮した上で設置場所を選ぶようにしてください。
どこでも設置できるわけではない
場合によっては給湯設備が一つしかなく、その給湯設備はシンクの洗い場で使用していてお湯が使えない、ということもあります。
その場合には、食器洗浄機を使用できない状態ですので、設置できるように事前に工事をしておかなければなりません。
そこまでして食器洗浄機を設置する必要はない、と思われるかもしれませんが、それだけの価値は十分にあります。
ただし、厨房が狭ければ狭いほど食器洗浄機をどこに置くのかというのはとても重要になります。
このように、業務用食器洗浄機購入時には、洗浄機のタイプや店の大きさや形状など注意すべきポイントは様々ありますので、しっかりとチェックしておくようにしましょう。
厨房機器ナビ
https://www.chubokiki.jp/
──────────────────────────────────
運営会社 株式会社オールシステム
Facebook https://www.facebook.com/allsystem.web
Twitter https://twitter.com/alls_mag
〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦1-17-13 名興ビルディング7F
TEL 052-220-5250 / FAX 052-220-5285
URL https://www.allsystem.jp/