入店率アップ

1・売上、客数、客単価の把握で売上アップ

簡単に売上を上げる方法の1つとして、お店の現状を把握する事が挙げられます。

一般的に統計を出すと、お店の常連比は新規客2割、超常連客2割、常連客6割と言われています。

客数の内どのくらいの人が常連客なのか、新規客はどの程度来ているのか、男女の比率や年齢層などの把握は必須です。

また、客単価は近隣店舗の相場と比較して適正なのかという事も把握しておかなければいけません。

これらを把握する事によって、今後のお店の打出し方を探っていくのです。

年齢や性別など客層にあったサービスを

お店の売上、客数、客単価の内訳が把握できたら、次はどのようにしてそれらを上げていくかを考えなければいけません。

どの点を特に上げていきたいのかなど、お店のコンセプトに合った打出し方を考える方法があります。

例えば、20代〜30代の女性の常連客が多いお店であれば、「SNSにアップしたら割引」などのサービスを展開する事で、常連客の紹介による新規客獲得や、常連客の来店頻度アップに繋がると思いませんか?

50代〜60代の男性の超常連客が多いお店は、隠れ家的に利用されている事が多く、新規客増加を毛嫌いする方もいます。

そういったお店ではサービス面でロイヤリティをつけブランディングする事で、常連客の単価を上げる事ができるのです。

「お客様への日ごろの感謝と更なるご満足の為に、市場になかなか出回らない食材を仕入れました。おひとついかがですか?」と伝える事で、単価と来店頻度のアップに繋がるでしょう。

2・入店率アップ・新規客獲得の為の動線作り

新規客

入店率アップの為に知っておいて頂きたい事があります。

「お店の前まで行ってみたけど入店せずに違うお店に入った」、「なんとなくお店に入れずそのまま家まで帰った」という事が、実はかなりの件数起きているのです。

これは飲食店街から離れたお店程多く、お店の情報を持っていない新規客の不安な気持ちが働いている為に起こります。

看板やインターネットを利用して入店率を上げる

機会ロスを少なくする為には、看板におすすめの料理や売れ筋商品の情報を載せたり、店内の写真を載せたりすると良いでしょう。

看板はお店の前だけでなく、人通りの多い場所にも設置することでより多くの新規客獲得に繋がります。

また、スマホの普及率が上がっている昨今ですから、Facebookやホームページ、グルメサイトに掲載する事も非常に効果的です。

その際は、商品の金額や魅力を載せたり、商品や店内の綺麗な写真を掲載したりする事でお店の入店率アップに繋がります。

3・新規客の常連化で売上アップ

ビジネス 顧客イメージ

新規客が常連になってくれれば、これほどありがたい事はありませんよね。

新規客を常連客にする為には、新規客の名前や連絡先を入手する顧客管理が効果的です。

ただ単純に名前と連絡先を聞くのではなく、アンケート形式で答えて頂く事によって、アンケートを答えた方がお店へ親近感を抱きやすくなります。

アンケートに答えて頂いた方限定で、飲食代金やデザートのサービスをするとより多くの方に回答してもらえるでしょう。

また、近年ではスマホでQRコードを作成するアプリ等もあります。

アンケートをQRコード化する事で、アンケート回答のハードルを下げる事ができます。

超常連客に的を絞ったサービスは効率が良い

パレートの法則は、飲食店の売上を本気で上げようと考えている方なら聞いた事があるかもしれません。

「全売上の80%は全顧客の内20%の顧客によって生み出されている」、あるいは「全売上の80%は全商品の内20%の商品によって生み出されている」というものです。

この事から、顧客全体に対してのサービスを考えるよりも、80%の売上を担っている20%の顧客(超常連客)に対してのサービスを考えた方が効率が良いと言われています。

ですから、この「20%の顧客」に当たるお客様をどれだけ増やせるかは非常に重要なのです。

売上アップには流れが重要

これらの方法はそれぞれが単独のものに思えるかもしれませんが、実は流れが重要なのです。

お店の現状を把握することによってお店に合った方法を探り、新規客獲得の為に入店率を上げ、顧客管理をする事で売上アップに繋がる。

このような流れを作り出すことで、簡単に売上アップを狙うことができるでしょう。

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